交通系IC定期券の範囲拡大と入場券対応
こんにちはDaisukeです。
今回は交通系IC定期券の適用範囲が拡大され、現在ICが対応していない入場券に対応を開始するのでお知らせします 。
開始日はどちらも
2021年3月13日(土)※ダイヤ改正と同日
になります。
目次
1.交通系IC定期券の範囲拡大
3つのサービスが同時で開始します!!(詳細はこちら→在来線および新幹線におけるIC定期券のサービス向上について)
1.各社のICサービスエリアをまたがる在来線定期券を交通系ICカードで発売
2.新幹線定期券「FREX」「FREXパル」を交通系ICカードで発売
3.在来線IC定期券による「新幹線乗車サービス」のご利用可能区間を拡大
1-1.各社のICサービスエリアをまたがる在来線定期券を交通系ICカードで発売
適用エリア:Suicaエリア(JR東日本)、TOICAエリア(JR東海)、ICOCAエリア(JR西日本)
「Suicaエリア⇄TOICAエリア」「TOICAエリア⇄ICOCAエリア」をまたがる区間
の在来線定期券の場合に発売となります。
またこれによりTOICAのサービスエリアを熱海、国府津、米原の各駅まで、ICOCAのサービスエリアを亀山駅まで拡大します。
※SuicaエリアとTOICAエリアをまたがる定期券については、小田急電鉄または伊豆急行との連絡定期券も発売
※なお定期区間外からの利用および区間外までの利用の場合は自動改札は使用できず清算が必要になります!!
1-2.新幹線定期券「FREX」「FREXパル」を交通系ICカードで発売
新幹線通勤・通学定期券「FREX」「FREXパル」が交通系ICカードでも発売します。
対象路線:東海道・山陽新幹線(東京〜新岩国間)のうち運賃計算キロ300キロの範囲内と
※交通系ICカード範囲内であれば在来線と新幹線を通じた定期券も可能(愛知環状鉄道、名古屋鉄道、名古屋市交通局、豊橋鉄道、名古屋臨海高速鉄道、小田急電鉄、伊豆急行との連絡定期券も発売)
※定期区間内であれば新幹線に平行する在来線普通列車も利用可能
1-3.在来線IC定期券による「新幹線乗車サービス」のご利用可能区間を拡大
新幹線停車駅を2駅以上含む在来線IC定期券で、定期券区間内の新幹線(普通車自由席)に乗車できるサービスが、東海道・山陽新幹線(東京~新岩国間)でご利用いただけるようになります。
※特急料金はIC定期券の残高から支払いとなります。
※これとはまた別にJR東日本の各新幹線で交通系ICカードの残高のみで乗車できる「タッチでGo!!新幹線」のサービスエリアが拡大します。
2.IC入場サービス「タッチでエキナカ」開始
現在入場券は駅の券売機で購入が必要ですが、今回のサービスの開始により交通系ICカードを入場券として利用できるようになります。(詳細はこちら→IC入場サービス「タッチでエキナカ」の開始について)
対象駅:Suicaエリア内の在来線自動改札機(ゲート型)設置の駅(Suicaエリア)
※新幹線改札機、簡易改札機、私鉄・地下鉄等の乗り換え改札口などでは使用できません。
利用可能交通系ICカード:Suica,PASMO,Kitaca,TOICA,manaca(マナカ),ICOCA,PiTaPa,nimoca,SUGOCA,はやかけん,icsca(イクスカ)※仙台エリアのみ
またモバイルSuica,Apple PayのSuicaも利用可能です。
入場券料金:電車特定区間の駅 140円、それ以外の駅 150円
利用イメージとしてはエキナカでの買い物や設備利用(東京駅グランデュオやロッカーなどの利用)や改札内やホームでのお見送り、通り抜けなどに利用できます。
なお、利用時間は現在の入場券と同じ2時間以内になります。
今までわざわざ券売機で購入していた入場券を手持ちの交通系ICカードでそのまま出入りできるようになり、とても楽になると思います!!
ですが、新幹線では利用できないため子供連れの方などが新幹線の見学などをする際は今まで同様券売機で購入が必要になりますのでご注意ください!!
以上、ご覧いただきありがとうございました!!
また次回お会いしましょう!!
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