北東北でもSuicaでらくらく移動可能に!!
今現在東京首都圏エリアと仙台・新潟エリアで稼働している「Suica」ですが、新たに青森・岩手(盛岡)・秋田の北東北3県にSuica利用可能エリアが拡大しますのでお知らせします!!
詳細→北東北3県におけるSuicaご利用エリアの拡大について
1.利用エリアと利用可能駅
青森県と秋田県、岩手県盛岡エリアの計44駅で新たに利用可能になります。
Suica定期券も新たに発売されます。
なお、各エリア(既存の仙台・新潟・首都圏エリア含む)への跨いでの利用は出来ませんのでご注意ください!!(各エリア内ごとに完結)
(例:岩手エリア→仙台エリアへの移動など)
2.利用開始日と新たなシステム
・サービス利用開始予定日
2023年春以降
・新たな改札システム
今回のSuicaエリア拡大に伴い新たな改札システムを導入予定とのこと。
今現在の改札は各改札機で運賃計算がなされているところを、センターサーバーに集約し、クラウド化を進めます。
Suicaが登場した2000年前後の時代に中央集権型のサーバーで管理しようとしても、現在Suica改札で規定されているサーバーの応答速度とネットワーク帯域の両面における「200ミリ秒以内の処理の完了時間」の実現が難し買ったこともあり、各改札に運賃計算などの改札通過処理を任せていました。
その後各駅に設置されているサーバーに集約(簡易改札などは近隣駅に集約する場合あり)し、一定間隔でセンターサーバーと同期していました。
そのため紛失処理などを行なってもすぐには反映されず残高が利用されてしまったり、再発行が翌日以降になったりなど時差が発生してしまうのも情報の非同期性が由来しています。
これらの改札処理をクラウド化することによって入場時に瞬時に「入場フラグ」がたち、このフラグが消えるまで同じカードで入場できなくなるなどという仕組みが可能になります。(南海電鉄の「Visaのタッチ決済」による鉄道乗車でも用いられているQUADRACのシステム)
また地域連携ICカードの展開も今後予定されています。
以上になります。
まだ少し先の話ではありますが、今まで新幹線か駅併設の店舗や売店、自販機くらいでしか利用場所がなかった北東北3県でのSuicaがとうとう在来線でも利用可能になっていきます。
まだまだ一部路線に過ぎないですが行く末はエリア関係なく利用できるようになることを願っています。
ご覧いただきありがとうございました!!
また次回お会いしましょう!!
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