2023年!! 特急列車における春のダイヤ改正情報発表!!
2023年3月の春のダイヤ改正情報が発表されました!!
今回は
「JR各社の特急列車」編
になります。
今回の改正日は3月18日(土)になります!!
なお、新幹線や各社の在来線については公開次第、一番下にリンクを追加していきますので、
是非そちらもご確認ください!!
全国のJR各社の特急列車について
JR北海道
・オホーツク号および大雪号
現在183系で運行されている石北本線系統の特急「オホーツク号・大雪号」について、
以前、石勝線・根室本線系統の特急「おおぞら号」として運行していた283系を
導入し、所要時間の短縮が行われます。
なお、現在の183系ではグリーン車が連結されていますが、
283系ではグリーン車の設定は無くなります。
基本3両での運行ですが、状況によって増結されるとのことです。
・ライラック号
朝の札幌から旭川に向かう特急はさまざまな列車がバラバラの間隔で運行していますが、
ライラック号2本の時刻を調整し、利用しやすくわかりやすい時間での運行になります。
JR東日本
変更のある支社のみ記載します。(いなほ号に関しては新潟支社で記載します。)
1.水戸支社
・ひたち号
一部だけ残っていた上野駅始発の列車を品川始発として、全列車が品川駅始発になります。
・ときわ号
通勤時間帯に通過していた一部の列車を柏駅に停車することで、全列車が柏駅に停車します。
2.高崎・大宮支社
・草津号→草津・四万号へ
現在運行されている「草津号」を「草津・四万号」へ名称変更するとともに、
使用車両をE257系リニューアル編成へ変更し、全車指定席で着席チャンスが増え、
コンセント(窓側のみ)も設置され快適に利用できるようになります。
また、土休日に運行している上り列車1本を利用しやすい時間に変更されます。
・あかぎ・スワローあかぎ号
あかぎ号においても、草津号と同様に車両変更され、料金形態なども変更されることに伴い、
「スワローあかぎ号」をすべて「あかぎ号」に統一し、一部列車は運行区間が変更されます。
草津・四万号およびあかぎ号の料金形態はこちら
両列車ともに全席指定になりますが、「座席未指定券」が発売され、
空いている普通席に着席することができます。
(指定席券を持っている方が来たら移動が必要ですのでご注意ください。)
・JR・東武直通特急
定期列車の運行時刻変更および臨時列車化されることにより、
下りは夜の便、上りは朝の便の運行終了。
そして現状4往復運行のところを、定期運行では2往復・臨時列車含めて5往復の
運行になります。
3.横浜支社
「踊り子号」および「サフィール踊り子号」については特に変更はありません。
平日のみ運行している「湘南号」については下り1本増便し、
東京発初便から21:00発の便まで30分間隔で運行されます。
4.八王子・長野支社
中央線特急「あずさ」「かいじ」のうち、朝の各1本が東京駅まで運行区間が延長します。
これに伴い、上りの特急は甲府駅基準で10時台までの列車は
(※首都圏内に午前中に到着する列車)
全て東京駅まで運行されるようになります。
長野支社管内においては、通勤利用に便利は臨時特急列車を運行します!!
この列車は以前「臨時特急 信州」として運行した列車を、
再び通勤特急として復活させたものです。
通勤特急のため、平日のみの運行になります。(3月20日(月)より運行開始)
また、これに伴い、同区間を運行するJR東海の「特急 しなの」と
共に利用できる回数券も発売されます。
5.新潟支社
いなほ号に関しては、上越新幹線の最高速度向上に伴い、運転時刻の見直しが行われます。
また、いなほ号としらゆき号の接続に関しても改善されます。
・新潟駅
・長岡駅
JR東海
・ひだ号
ダイヤ改正以降現在順次投入されているHC85系に車両を統一されます。
また、それに伴い、停車駅の変更や速達化による所要時間の変更などが行われます。
(大阪発着の1往復は引き続き運行されます。)
なお、キハ85系は定期運行を引退するものの、
臨時列車において一部日程で運行されるようです。
他の特急列車については言及されていないため、現状変更はない模様ですが、
同じキハ85系使用の「南紀号」は6月30日が最終運行予定で、
名古屋〜長野を結ぶ「しなの号」は新型車両の話が出ていますので今のうちに!!
JR西日本
各エリアの詳細に関してはJR西日本の公式サイトができていますので、
そちらをご確認ください!!
1.近畿エリア
このエリアについてはなんといっても「大阪駅(うめきたエリア)開業!!」が注目ポイントです!!
大阪駅の近接地「うめきたエリア」に駅の一部を地下に移設し、これまで大阪駅を
通らなかった、関西空港発着の「はるか号」や和歌山・白浜方面の「くろしお号」が
新たに停車するようになります。
これにより、通勤時間帯の大阪〜京都・滋賀エリア間の着席移動できる列車も増加します。
新大阪駅や天王寺駅に移動せずとも、大阪駅〜関西空港・和歌山間の
移動が可能になり、移動時間も大幅に短縮されます。
はるか号においては「日根野駅」へ停車する便が1往復増加します。
2.山陰・中国エリア
・スーパーおき・スーパーまつかぜ号
新幹線の時刻変更におけるスーパーおき号の時刻変更と、
新山口駅での乗り換え時間改善されます。
また、米子駅でスーパーおき号とスーパーまつかぜ号の接続が
新たに設定(鳥取方面のみ)されます。
・はまかぜ号
現在運行している3往復のうち、1往復は鳥取駅まで運行されていますが、
鳥取発着の列車の運行時刻を朝の鳥取発と夜の鳥取行きから、
上下列車ともに日中の列車に変更されます。
また、運行区間が短縮される2号と5号は、運転区間自体が短縮され、
5号は豊岡行き・2号は城崎温泉始発となり、浜坂発着ではなくなります。
JR四国
JR四国については、変更はほぼなく、岡山駅での新幹線接続改善に伴う、
各方面への所要時間が短縮されるようです。
JR九州
ソニック号において、停車タイプの全列車を「赤間駅」に停車し、
1時間に1本停車するようになります。
これにより、上下列車ともに4時間ほど停車がない時間がありましたが、
それが解消されます。
今回に関しては、各社ともに既存の列車の停車駅等を変更するなど、
新規よりは既存の列車の利便性向上を意識した形になりました。
また、車両の置き換えが目立つ改正にもなったかと思います。
2023年春のダイヤ改正関連リンク
公開次第、随時リンクを追加していきます。
・特急列車編(当ページ)
・JR四国編
・JR九州編
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