出雲国から首都圏へ!! 夜行バス スサノオ号 乗車記
スサノオ号 乗車記
先日、出雲〜東京間を運行する夜行バス「スサノオ号」に乗車する機会があったので、
その乗車記となります!!
1.スサノオ号とは?
まずスサノオ号の愛称の由来としては、
有名な八岐大蛇を倒した、須佐之男命が由来となっています。
母の故地が出雲と伯耆の堺近辺の「根の国」であったことと、
妻となったクシナダヒメと共に出雲の根之堅洲国にある須賀の地で留まった。
そこで日本初の和歌とされるものを詠み、その中に出る「八雲」が
出雲を象徴する言葉にもなっているからと思われます!!
・運行区間:TDL・東京駅⇄松江・出雲
・運行本数:1日1往復(夜行のみ)
・停留所と時刻表
スサノオ1号(下り) | 停留所/便名 | スサノオ2号(上り) |
19:10 | TDL | 08:14 |
20:20 | 東京駅(下り:八重洲南口、上り:日本橋口) | 07:34 |
↓ | ⇅ | ↑ |
07:22 | 松江駅 | 20:00 |
07:37 | 玉造 | 19:40 |
07:47 | 宍道 | 19:30 |
07:57 | 斐川インター | 19:20 |
08:17 | 出雲市駅 | 19:00 |
08:42 | 出雲大社 | == |
乗車時間:下り便→13時間32分(TDL→出雲大社)、上り便→13時間14分(出雲市駅→TDL)
途中、休憩は2回あります。
なお、出雲大社へは下り便のみ乗り入れ
・使用車両 :スカニア社製2階建バス InterCityDD(アストロメガ)
・車内設備
2階席:独立3列シート、1階席:4列シート
読書灯やUSBポートを各席に完備!!
運賃やその他のことに関しては公式HPをご覧ください!!
2.乗車記
今回は、上り便に出雲市駅から乗車し、東京駅で下車しました!!
乗車は出雲市駅ロータリーの高速バス停留所として使われている
「3番乗り場」からの乗車になります!!
※ツインリーブスホテルの目の前の乗り場です。
バスは発車の7分前くらいに到着しました。
同じく東京まで行く人気寝台列車「サンライズ出雲」が出発する時間と
ほぼ同じタイミングでの到着でした!!
こちらにも乗ってみたいですがなかなか予約が取れず………
それはさておき、今回は一番後ろの11番C席を予約しました!!
一番後ろの席なので何も気にすることなく倒すことができるのでおすすめです!!
※なお、非常口の真横なので緊急事態の際は手伝いなどの対応が必要な席でもあります。
そんなこんなしているうちに出発時刻の19:00になり、出発!!
まずは県内の各停留所を目指し動き出しました!!
車内は出雲市駅時点では10名行かないくらいの乗車人数で、松江駅を出て最初の休憩までは
車内灯は通常の明るいままで運行するとのことでした。
なので早々に寝たい方は少し辛いかもです。
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それからしばらく走り、途中斐川インターと玉造で数名ずつ乗車があり、
最終の乗車地である松江駅に到着しました。
松江駅では10名ほどの乗車がありましたので最終乗車率は5割ほどで確定となりました。
松江駅発車後、車内や運行等のアナウンスがかかり、
松江駅出発時点で10分ほど遅れているとのことでした。
そこから、最初の休憩地である大山PAには20:50分頃に到着し、
ここで10分ほどの休憩となりました。
今回は眠かったこともあり、降車しませんでした。
時刻になり出発するとすぐに消灯のアナウンスがかかり、
少しの間を開けて消灯となりました。
とはいうものの、全体的に青い保安灯のようなライトは終始点灯したままなので、
真っ暗を想像していた身としては到着まで終始眩しいかなあと思ってしまいました。
最近はこういうものなのでしょうかね?
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とは言いつつもなんだかんだ疲れていたこともあり、いつの間にか寝ていて
気づけば御殿場付近まで来ていました。
(眩しい割にガッツリ寝れていました笑)
程なくして、5:30頃に2回目の休憩箇所となる「鮎沢PA」に到着!!
ここでは20分ほどの休憩となりました。
お手洗いを出てから気づきましたが、バスの後ろ側には絶景がありました!!
それは!!
富士山!!
富士山の麓のPAということと快晴の朝ということもあり、
雲ひとつない雄大な富士山を拝むことができました!!
この鮎沢PAはフードコートなどが24時間営業のため少しなら食事も可能かと思います!!
そして5:50頃に休憩時間が終了し出発、再度消灯され、東京駅へ向けて再度出発しました!!
7時頃になると東京の中心付近になりオフィスビルなどが立ち並ぶようになっていきました!!
そうして程なく、松江からずっと高速を走ってきて最後の首都高速を降り、10分程で
各高速バスの降車地である東京駅日本橋口に到着
松江駅を出た時点では10分ほど遅れていましたが、
東京駅到着時点では10分ほど早く到着しました。
この後すぐに終点のTDLに向けて出発していきました!!
ちなみに東京駅までのチケットでも300円を運転士に直接支払えばTDLまで乗車できるようです!!
(東京駅到着前のアナウンスで運転士がおっしゃっていました。)
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ということで、「スサノオ号」の乗車記でした!!
12時間半以上の夜行バスの中でも長距離を運行する路線ですが、
人気観光地の出雲周辺と東京を結ぶ路線だけあって、繁忙期はとても混雑する路線です。
とても快適で夜行バスが苦手でなければ、出雲への移動手段の一つとしておすすめします!!
ただ、暗くないと寝れない方はあまりお勧めできないかもです。
(終始、保安灯がついていました。)
というわけで、東京〜出雲は他にも空路や鉄路の「寝台特急サンライズ出雲」などもあるので
様々な手段を考えてみるのも面白いかもしれないです!!
今回もご覧いただき
ありがとうございます!!
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