全国の新幹線におけるビジネス車両についてのご紹介!!

今現在、全国の新幹線(秋田・山形・九州・西九州新幹線除く)で、
移動中のワークやスタディがしやすい車両が設置されています!!

各社がサービスを開始してしばらく経っていますが、
改めて各路線でのサービスの違いなどをご紹介いたします!!

目次

JR北海道・東日本・西日本(北陸新幹線)

  • IMG_9220-1024x768 全国の新幹線におけるビジネス車両についてのご紹介!!
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ダイヤ改正前(2023年3月17日)まで「新幹線オフィス車両」という名前で、
移動中の仕事や勉強、テレビ会議など、ワーク&スタディがしやすい
優先車両が設定されていました。

この「新幹線オフィス車両」ですが、
2023年3月18日(土)のダイヤ改正のタイミングでサービスが変更され、
「TRAIN DESK」(公式HPリンク付き)
という名前に変更されました!!


・サービスの違いについて

・共通事項
サービスのおおまかな内容として
「ワーク&スタディ優先車両」
ということに変更はありません!!
また、設置される路線についても変更はありません。
設定期間:平日のみ(土休日と最繁忙期を除く)
最繁忙期:4/27〜5/6、8/10〜8/19、12/28〜1/6

新幹線オフィス車両TRAIN DESK
設置列車東北・北海道・上越・北陸新幹線
(※こまち号・つばさ号・つるぎ号対象外)
東北・北海道・上越・北陸新幹線
(※こまち号・つばさ号・つるぎ号対象外)
設置号車全路線共通で8号車東北・北海道新幹線→7号車
上越・北陸新幹線→9号車
乗車方法(購入方法)利用する列車に有効な乗車券・特急券
を所持していれば自由に利用可能。

(はやぶさ・はやて号の場合は8号車の
指定席特急券を購入している必要がある。)
利用する列車の「TRAIN DESK」の
指定席特急券が必要。(※例外あり)
新幹線オフィス車両とTRAIN DESKの違い

※例外:一部区間においては下記のように指定席特急券以外でも利用できます。


〈特定特急券〉
東北・北海道新幹線(はやぶさ号・はやて号)→盛岡~新函館北斗間

〈自由席特急券〉
東北新幹線 仙台~盛岡間
※仙台~盛岡間の途中駅に停車する列車(はやぶさ号・はやて号)については自由席特急券で
普通車指定席をご利用いただけるため、TRAIN DESKもご利用いただけます。
ただし、同区間外にまたがるご利用を除きます。

〈新幹線定期券〉
東北・北海道新幹線(はやぶさ号・はやて号)→仙台~新函館北斗間

なお、いずれにおいても座席は指定できません。

空いている席が利用可能な為、指定席特急券を持っている人が来たら、
必ず移動が必要(指定席特急券所持の方が優先)になります
のでご注意ください!!

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  • きっぷ・座席の種類選択|JRきっぷ:えきねっと(JR東日本)-1024x670 全国の新幹線におけるビジネス車両についてのご紹介!!

・関連サービスの紹介

関連として、モバイルバッテリーや仕切り板・ノイズキャンセリングヘッドホン等を
セットで貸し出ししており、滞在先で利用できるドライヤーや美顔器などの
セットもあります。(詳細は公式HPをご覧ください!!)

以前までは、車内での貸し出しでしたが、2月1日以降はトライアル期間として、
「東京駅」と「仙台駅」で、貸し出しを行なっています。

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  • JRE手ぶら旅-4 全国の新幹線におけるビジネス車両についてのご紹介!!
  • JRE手ぶら旅-2 全国の新幹線におけるビジネス車両についてのご紹介!!
  • JRE手ぶら旅 全国の新幹線におけるビジネス車両についてのご紹介!!

なお、貸し出し期間について、試しに入力してみたところ、
早朝の貸出は受取ロッカーであれば朝の6時から可能で、
他は9時前後から受取可能のようです。
また、返却については仙台駅の返却専用の場所であれば23時台まで可能のようです。
しかし最大日数で借りる場合は受け取った時間と同じ時間までなのでご注意ください!!
(例:4/1の朝6時に受け取った場合→4/4の朝6時までに返却)


JR東海・JR西日本(山陽新幹線)

  • img_3492 全国の新幹線におけるビジネス車両についてのご紹介!!
  • スマートEX 全国の新幹線におけるビジネス車両についてのご紹介!!

JR東海が運行する「東海道新幹線」と
JR西日本が運行する「山陽新幹線」では、
「S Work車両」および一部車両で「ビジネスブース」が設定されています。

・S Work車両とは?

新幹線(Shinkansen)で、仕事(Work)をするお客様のご利用を想定した車両となっており、「仕事に集中したい時」や、「テレビ会議などの通話」などパソコンの打鍵音や
携帯電話等での通話が許容されている車両です。

また、運行車両が最新車両の「N700S」での運行だった場合は、
通常の車内Wi-Fiが強化された「S Wi-Fi for Biz」が利用可能です。


S Wi-Fi for Bizの特徴
・従来の「Shinkansen Free Wi-Fi」より約2倍の通信容量
・接続時間制限なし(通常は1回の接続で30分の時間制限あり)
・通常よりセキュリティ面に配慮された暗号化方式採用
・ポータルサイトからさまざまなコンテンツが利用可能
(例:本の要約サービスや観光情報など)
・設定車両(7号車)以外に8号車(グリーン車)でも利用可能


・予約方法及び対象列車等詳細

なお、この「S Work席」は「EX予約」や「スマートEX」
ネット予約のみでの販売になります!!
(※各ネット予約サイトは会員登録(無料)が必要です。)

駅の窓口や旅行会社等での販売はしていないのでご注意ください!!

対象列車→東海道・山陽新幹線「のぞみ号」の7号車(普通車指定席のみ)
利用可能人数→大人1名専用
利用可能期間→通年
(2023年度利用不可期間:2023年4月29・30日、5月3〜7日、8月11〜16日)
料金→指定席料金と同様(早得料金はなし)
発売期間→乗車日の28日前(午前5時30分)から時刻表に表示の列車発車時刻4分前まで


ということで、
各新幹線で移動中の仕事や勉強がしやすい環境がある車両が増えていますが、
個人的にはデスクが少し大きめだと作業しやすいかなあと思ったりします。
PCサイズや作業の内容によって人それぞれなので設備的にはしょうがないです。
しかし、環境として使いやすい環境があるのはとてもありがたいです!!

1年半ほど前に乗車した「山形ワーケーション新幹線」の際は、「とれいゆつばさ」という
観光向け車両だったこともあり、ボックス席に大きなテーブルが設置されていて、
とても広々と使えていいなあと思いました。

しかし「とれいゆつばさ」はすでに引退しており、
通常の車両にあのような設備を設置するのは使い勝手が悪いと思えるので、
現状の設備を変えてまでオフィス車両を設置するのは現実的ではないですね。

その時の記事がこちら↓です!!

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